サウスポー転向までの道程

右利きの社会人テニスプレーヤーが、一念発起して左利きに転向して上級者になるのを目指すブログです。現在左利き転向3年目です。スクールの在籍クラスは2017年初級初中級→2018年初中級中級→2019年上級。同じようなことを考えたことのあるような人の一助になれば幸いです。過程(心境)→転向に使用した道具紹介→技術の流れで書いていきたいと思っています。テニス中心に、雑記も混ぜつつ。

サウスポー 転向後のサーブ、トレーニング

更新が遅くなりました。

2020年2月現在、サウスポー に転向してから2年半が経ちます。

2年半経ってようやく安定してサーブが入るようになりました。(たまにフリーポイントも奪える、キープができるようになってきた)

当初は50kmも出てなかったようなサーブも、現時点で100kmはでてるかと思います。
2020年中にセカンドサーブのアベレージ130km、最終的にはmax180kmを目指しています。(無謀と思われるかもしれませんが、自分と似たような体格の人がその速度を出せてるのを見ると可能だと思っています。)


転向時に苦労した点は山ほどあります。
(「右でサーブ打てば?」とも言われましたが意地で続けました、、正しい打ち方と振る力があればできるという理論なので、それを自分で証明したかったのです。)

・肩を縦に回せない(何も持たなければできても、ラケットを持つとできない)
→何回もスイングを重ねることで縦に回せるようになってきました。厳密には体を倒して腕を上側にもってきていますが、、

・スイングするときに体が開く(意識しても閉じれない)
→いまだに上手く閉じられません。
ただ閉じなくてもそこそこのサーブは行きます。いい選手はみんな閉じているので閉じるのが理想な形とは思いますが、肩周りの可動域が足りないせいなのか、閉じるのが苦しいです。

・ボールが飛ばない(ネットにすら届かない)
→1年くらいはまともに前に飛びませんでした。
 2年経って前に飛ぶようになり、2年半経った頃に突然打てるようになりました。(今まで出来なかった正しいサーブの動きができるようになった。youtubeの窪田テニス教室で教えられているサーブの打ち方をしています。)

・トスがあげられない(手からボールが離れない感覚になる。ちなみに右利きサーブの時、左手であげるトスは容易にできます。)
→窪田テニス教室のトスのあげ方を参考にしたところうまくいきました。
なお私は人差し指、中指、薬指に乗せてそのまま上げる打ち方です。握りしめる持ち方をすると引っ掛けるタイプなので。




レーニングは色々としてきました。今のようにサーブが打てるようになったのは、このトレーニングが良かったからと明確に言えるものはないです。

ただコートで打つだけではなくて、家でもこういう練習をすることで徐々に肩周りの筋肉がきたえられたり、ほぐされたりすることで、はじめはできなかった動きができるようになってきたかと思います。

下記はご参考までに。(サーブのスイングそのものよりも、肩まわりに必要な柔らかさと筋力を鍛える練習です)

・タオルの先端を丸めてサーブの打ち方でスイング

軽負荷でスイングも速いので、短時間で回数をこなすことができます。
肩周りをほぐしたり、腕の通り道を作る練習に良いと思います。

・体の前で肘を伸ばしたままで長い棒(バットやゴルフクラブ等)の両端を握り、肘を伸ばしたまま頭の上まで上げて、肘を伸ばしたまま背中側の腰付近まで長い棒を下ろしてくる
これを前→後、後→前を繰り返す

これも肩まわりのほぐしになりますし、筋力も付いてきます。(目に見える筋力というより、飛ばすのに必要な力が鍛えられるという感じ)

注意しないといけないのは後→前の動きは固いので無理のない程度で。

・チューブトレ
1.頭上で両肘を伸ばしゴムの両端を持ちます
そのまま両肘を伸ばしたまま体の真横に腕を下ろしてくる
→肩まわりのテイクバックが深くなるので、スイング時に打点までの距離を稼げるようになる。

2.前へならえの姿勢でゴムの両端を持ちます
両肘を曲げたまま体の真横に腕を持ってくる
→肩の後ろあたりの筋肉が鍛えられる感じはあります。私自身はそんなに効果を感じられず。

・パワーストロークを使った素振り
これはストロークほどは効果は出ない感じがします。というのも引利き手でやると重すぎて滑らかに振れません。筋肉を付けるのには良いですが、肩まわりの柔らかさやスイングの滑らかさを鍛えることはあまり出来なかったのではないかと感じています。

・バドミントンシャフトを使った素振り
軽いので連続的に何回も振れるので、肩まわりの滑らかさを鍛えたり、回内や回外のコツを掴みやすい練習かと思います。
ラケットが軽いので回内や回外の連続動作の回数をこなしやすく、体に染み込ませやすいです。

・ラケットを使った素振り
実際の形に近いので効果的かと思います。
色んな打ち方を試すと良いです。いい打ち方も悪い打ち方もできるなお良いです。
そしてそれをコートで試すことです。
素振り時はトスアップや打球イメージも持つ方が良いです。
私は窓ガラスに写る自分を見ながら振って、常に自分のフォームを確認していました。
ビデオ撮影も良いかと思います。

実際の形に近いと書いたのは、実際にはその形では、はじめは打てないからです。
それはトスも乱れるし当てようとしても上手く当てれずフォームがくずれてしまうからです。

でもそれでも必要です。崩れたものを治す作業、正しい形を覚えこます作業があって安定につながると私は思うので。



色々書きましたが、それぞれ数をこなすことが大事だと思っています。
反復練習は地味ですが、正しい形で何回も何回も繰り返すと今まで出来なかった動作ができる瞬間がくることを私は体験しました。

正しい形は自分なりに見つけて欲しいです。
もちろん私なりに思うことはブログには書いていきたいとは思っています。

正しい形を知るためには、これをしたから今までうまくいかなかったんだということを排除すると良いです。

今日も素振りします。


追記、、
本日2020.2.19にコーチにサーブを見てもらったところ、フラットは140km程度、セカンドのスピンは100km程度とのことでした。