逆手両手フォアハンドに変更
2018年4月頃、ついに左肘が悲鳴を上げました。
片手でフォアハンドを打つとその衝撃に耐えられず、ラケットを落としそうになる痛さ、、
左肘の負担を減らすため、やむなく片手フォアハンドから両手フォアハンドに変更することにしました。
肘の痛みが引いたら片手に戻そう、、というつもりで始めたのですが、、
参考にできる人はいませんでした。日本の女子プロには順手の両手フォアハンドを打つ人はいるのですが、僕は逆手で打ちたかった。
その理由はフォアバックで手を入れ替えなくていいから楽だからです。(グリップチェンジはします)
また順手でも順手でも上側の腕を使いやすいが(私の場合左利きにしているので順手なら左腕、逆手なら右腕)、
逆手にすることで元々の利腕だった右腕の力をより借りることができる。(左腕の負担が減る)
順手フォアハンドと逆手フォアハンドそれぞれで振ってみるとどちらの手が使いやすいが分かるかと思います。(どちらの選択が良いとは言いませんが)
逆手両手フォアハンドへの変更は比較的容易ではじめは片手フォアハンドの打ち方に左手と右手がくっついたような打ち方でしたが、今は両手の打ち方になってきています。
目論見通り肘の負担は減り、肘も痛まないようになりました。また元々の利腕だった右腕の力を借りているので打球速度も球威も増しました。
この経験から私は手首や肘を痛めている人には両手フォアハンドへの変更を推奨してします。
、、、
○逆手両手フォアハンドの打ち方
(私はこのように打っています。また窪田テニスの影響も受けていますが、窪田さんが解説している打ち方と同じ打ち方ではありません。左利き転向を目指したブログなので、左利きを想定して書きます)
1.構え
体を正面に向けて、ラケットのバックハンドスライスを打つ時の面が真っ直ぐ相手に向くようにする。(フォアバックいずれにも始動しやすい)
この時、右手はラケットのスロートを握り、ラケットヘッドはコート右側にまっすぐ向くように寝かせます。(懐が広く動き出しやすい)
2.バックスイング
バックスイング時に打球面がコート左方向、もしくは相手コート側に向くようにする。
(相手コート側に向ける意識のほうが、素直にボールに当てやすくフラットも打ちやすい)
この時右腕はまっすぐ伸びて、肩が少し張るような感覚があると良い。(これがパワーになる)
左肘は少し曲がっている。
3.フォワードスイング
右腕でラケットを引っ張ってきてインパクト。
(本来の利き腕を利用する)
左手はラケットを握っているだけで使わない。
インパクト時のラケットの立てる具合でスピン量が変わる
(ラケットを立てる→スピンがかかりやすい
ラケットを寝かす→フラット系になる)
4.フィニッシュ
インパクト後、体の右横にラケットが向かいラケットヘッドが立った状態を作る。
振り終わってから体が正面を向く。
(体を回しながら打たない。回して打つとドアスイングの振り遅れになる。腕を体の右横に持っていこうとすると体が勝手に前を向く。)
ご参考にどうぞ。