バックでフルスイング
バックの指導で一般的なのは「利き手と逆の手でフォアハンドを打つイメージでスイング」が多いと思います。
僕も右利きの頃はそうやって振っていました。
なぜか上手く打てませんでした。
それは「こねる」という動作が強調されて「押す」イメージが皆無だったことが原因かなと。
そして「押す」力と感覚を持っていなかったのがいつまでたってもダメやった原因やと思います。
「押す力が弱い女性でも上手く打つ人おるやないか❗️ワレ💢」
という意見もあると思いますが、そういう人はそもそも力伝えるのと厚く捉えるのが上手い人なのかなとは思います。
まあそれはさておき僕のことを話します。
右利きだった人間が左でバックハンドを打とうとするとどうなると思いますか?
僕の場合は答えは「むちゃくちゃスイングが窮屈になる」です。
なぜかというといままで体を開いてスイングしていたからでしょうね。左手が邪魔でしかないし、邪魔なものがあるからスイングが鈍ってボールを飛ばさない。
なので、体全体を使いながら右手で運ぶような打ち方をしないとボールが飛びません。
ただ、元々右手の力はあったので押す動作は苦もなくできるようになりましたし、返すだけならいつでもできるようになりました。
ある時、初めて参加するクラスに行った時のこと。
なんかその日はすげー機嫌良くて(気分屋です)すげー体調が良くて。
「おっしゃ。ちょっとええとこみせたろやないけ。」
ほんまにこの日は自分のテニスの変化点の一つでした。
フォアは微妙やった。けど、バックでフルスイングしたら速いボールがどんどん突き刺さる。
すごい調子良かったんです。おそらくまぐれですが。
で、コーチと一対一でラリーしたときもガンガン入る。まぐれですが。
まだ初中級レベルでしたが、「自分はバックが得意なんじゃないか?」と勘違いすることができました。
というわけでバックもその日からフルスイングを開始しました。