サウスポー転向までの道程

右利きの社会人テニスプレーヤーが、一念発起して左利きに転向して上級者になるのを目指すブログです。現在左利き転向3年目です。スクールの在籍クラスは2017年初級初中級→2018年初中級中級→2019年上級。同じようなことを考えたことのあるような人の一助になれば幸いです。過程(心境)→転向に使用した道具紹介→技術の流れで書いていきたいと思っています。テニス中心に、雑記も混ぜつつ。

立ち読み

何の気なしに本屋に寄ったりすることがあるのですが、テニスの雑誌や野球の雑誌を読んだりします。

(あとは個人的な趣味で手相の本も。)

 

ある時テニスの雑誌を読むと、パワーストロークというグッズが紹介されていました。

 

通常のラケット重量の倍の重さがあり、先端についている移動式のおもりによって自然なスイングが身につくとのこと。

 

「へえー。そんなもんがあるんやなー。」

 

くらいの感覚で読み流し。

 

で、時間が経って今度はジュニアの育成本を読むとそこにも同じアイテムが紹介されていました。

 

「これだけ色んなところで紹介されてるのなら、もしかしたら効果あるのかもしれない。」

 

 

 

早速ネットで注文しました。もちろんお急ぎ便で。欲しいものはすぐに手に入れたいタイプの人間です。

 

詳しいレビューは今度紹介しますが、とにかく重い!

 

しかも慣れない左手でスイングするわけだから腕がパンパンに膨れ上がる。

 

それを毎日300スイングくらいはして、

だんだん嫌になってきたら、

 

 

 

右手を断念した時の悔しい気持ちを思い出す。

 

 

そうやって日々継続してました。

 

しかもその時期は仕事も全然忙しくなくて、時間が確保できてたのも今思えば運が良かったですね。

 

そして週1回のレッスンを心待ちにする。という日々を過ごしていました。

 

相変わらずフォアは怪しい、というか入らないままでしたがバックは少しずつ上手くなっていきました。

 

素振りの何がいいかというと、

 

コートに入るかどうかは置いといて、

色んな握り、スイングの仕方を試して、

こう振れば力が伝わるとか回転かかるんじゃないか、

という論理的な試行錯誤ができることだと思ってます。

 

そんなある日のこと、極端に厚い握りでスイングするとものすごいしっくりくる感覚があった。

 

 

「これはいけるのでは…?」

 

そう思った僕はコーチのボールを渾身の力でフルスイングしました。

 

 

 

ボールは自分の50cm前で力強くバウンドしました。

 

「握り厚くするのは難しいですよ😵」

とコーチに言われたけど、飛んで行ったボールはものすごい力強い感覚だった。

 

 

 

「俺、これでいきます❗️」

 

そう宣言し、再び素振りの日々が始まった。