サウスポー転向までの道程

右利きの社会人テニスプレーヤーが、一念発起して左利きに転向して上級者になるのを目指すブログです。現在左利き転向3年目です。スクールの在籍クラスは2017年初級初中級→2018年初中級中級→2019年上級。同じようなことを考えたことのあるような人の一助になれば幸いです。過程(心境)→転向に使用した道具紹介→技術の流れで書いていきたいと思っています。テニス中心に、雑記も混ぜつつ。

ボールを潰す、ボールの潰し方

バックでフルスイング

 

のつづきの記事です。

 

フルウエスタンの片手のフォアハンド、両手のバックハンド。

いずれもフルスイングしてて振る力がついたのか、打球の速度や回転量もあがってきました。

 

そんなある日のこと、張ってたナイロンのガットが切れました。

 

「ナイロンが切れた時にポリに移行すると良い」という話を昔聞いたことがあり、ポリに移行することにしました。

 

アルパワーフローロ(2019年12月現在廃盤)というストリングなのですが、打球音が「バコッ!」っていう深い音で、強く叩くと独特の柔らかさがある不思議なストリングです。

 

これがハマって球が潰れるようになりました。

 

そこからさらに強くスイングする日々が続きました。

 

、、、

 

当時はスイング速度を上げてボールを潰していたのですが、下記のような理論で潰した際に回転がかかると思っています。

 

○ボールを潰す

→ラケットにボールが当たった状態でボールが変形する

→ラケットからボールが離れる時間が、潰さない時と比較して長い

→手元で長くボールを押せる、持てる

→長く押せる分回転をかけやすい、威力が出やすい、コントロールしやすい

 

ナイロンストリングだと柔らかいのでボールより先にストリングが変形してしまい、長いことボールを持つことができるとは思うのですが、ストリング変形によりパワーロスする感じが私はあります。

なのでよくポリストリングが推奨されるのでしょうね。

 

○ボールの潰し方

1.スイング速度を上げる

2.厚く当てる

3.ポリストリングを張る

 

でよく言われているのはこの辺りでしょうか?

全て正しいとは思うのですが、「1.スイング速度を上げる」は筋力が必要で、女性や非力な人にはできないという欠点があります。

 

僕はいま(2019年12月現在)

 

2.厚く当てる

4.スイング速度を落とす(落とすことでインパクトを正確にできる+長く持てる)

5.打つ瞬間も力を抜き続ける(ラケットとリストの角度が崩れない程度)

 

が大切だと思っています。

これで球持ちを長くできて潰れた(ような感覚)を得ることができ、ボールコントロールの精度が上がりました。