ボールを潰す、ボールの潰し方
バックでフルスイング
のつづきの記事です。
フルウエスタンの片手のフォアハンド、両手のバックハンド。
いずれもフルスイングしてて振る力がついたのか、打球の速度や回転量もあがってきました。
そんなある日のこと、張ってたナイロンのガットが切れました。
「ナイロンが切れた時にポリに移行すると良い」という話を昔聞いたことがあり、ポリに移行することにしました。
アルパワーフローロ(2019年12月現在廃盤)というストリングなのですが、打球音が「バコッ!」っていう深い音で、強く叩くと独特の柔らかさがある不思議なストリングです。
これがハマって球が潰れるようになりました。
そこからさらに強くスイングする日々が続きました。
、、、
当時はスイング速度を上げてボールを潰していたのですが、下記のような理論で潰した際に回転がかかると思っています。
○ボールを潰す
→ラケットにボールが当たった状態でボールが変形する
→ラケットからボールが離れる時間が、潰さない時と比較して長い
→手元で長くボールを押せる、持てる
→長く押せる分回転をかけやすい、威力が出やすい、コントロールしやすい
ナイロンストリングだと柔らかいのでボールより先にストリングが変形してしまい、長いことボールを持つことができるとは思うのですが、ストリング変形によりパワーロスする感じが私はあります。
なのでよくポリストリングが推奨されるのでしょうね。
○ボールの潰し方
1.スイング速度を上げる
2.厚く当てる
3.ポリストリングを張る
でよく言われているのはこの辺りでしょうか?
全て正しいとは思うのですが、「1.スイング速度を上げる」は筋力が必要で、女性や非力な人にはできないという欠点があります。
僕はいま(2019年12月現在)
2.厚く当てる
4.スイング速度を落とす(落とすことでインパクトを正確にできる+長く持てる)
5.打つ瞬間も力を抜き続ける(ラケットとリストの角度が崩れない程度)
が大切だと思っています。
これで球持ちを長くできて潰れた(ような感覚)を得ることができ、ボールコントロールの精度が上がりました。